ゆまにて 動物日記

〔ゆまにて〕は、ヒューマニティーからの造語。でも動物との交流がメインです

ひとり 歩け歩け VOL.4 散在ガ池森林公園

 

いつものことだけど、1人でもあっちこっち彷徨い歩いてます。

現在13時32分。

鎌倉駅を歩き出したのが11時だから、休みなしで2時間半も歩いていたわけだ。

今日の最終目的地は六国見です。

以前、鎌倉在住の素敵マダムにお会いして「散在ガ池と六国見に、是非行ってみて」と

勧められ、気になっていたのになかなか来る機会がなかった所です。

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そうこうする内、六国見は『最後から二番目の恋』のスペシャルのロケ地になった。

和平 (中井貴一) さんが、千明 (小泉今日子) に、

「ムシャクシャした時は、仕事サボったら? 付き合いますよ」と言われ、

仕事サボって行った先が、六国見だった。

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「仕事サボってまで鎌倉案内してるなんて。根っからの鎌倉推進オジサンなんですね」

和平さんは千明にそう言われます。

そんなシーンで使われるくらいだから、ホントにおススメ絶景スポットなんだろうと期待値は高まった。

 

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そんなワケで六国見を目指しているのですが・・・。

 

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《鎌倉の公園》は、渋谷区在住の私の、公園に対する概念を変えてくれます。

都内の公園は、せせこましい敷地に遊具があり、ボール遊びは禁止。

鎌倉の公園は、ただの原っぱだったり、大森林だったり、沼地や池があって遊び方は自由です。

そんな鎌倉の公園で、最強なのは、久木大地公園。

ホントに凄いんだから。

※ 久木大地公園の話はまたいずれ。 

 

 

 

あっ、玉ねぎ干してる。

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そういえば昨年、宇田川農園さんで買った玉ねぎ、友達に羨ましがられたっけ。

玉ねぎの茎をまとめて芋ずる式になっているんですが、

こんな風になっていると《もち》が違うんですって。

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六丁目公園から散在ガ池まで、一直線の緑道が続きます。

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鎌倉湖畔通りって、素敵なネーミングだわ。

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散在ガ池が別名、鎌倉湖というからだけど、

・・・ん? 散在ガ池って、池なの、湖なの?

 

緑道の真ん中にバス通り。

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ここは「半僧坊下」と書いてある。
散在ガ池に行くには、この先の緑道を更に進むのかな。

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突き当たったところが、公園みたいだ。

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でも、南口の入口って、左かなぁ、それとも右?

 

右のようです。

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ちょっと先に入口らしきものが見える。

 

あった。入口。

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ちょっと見にくいけど、南口の入口からルートがふたつある。

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ひとつは「馬の背の小径」

もうひとつが「のんびり小径」

馬の背というくらいだから健脚用かしら。

 

よーし、馬の背、行ってみよう!

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馬の背の小径から、さっき歩いてきた緑道が見えます。

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へぇ。

この公園は、喫煙OKなんだ。

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最近はタバコが吸える公園なんてないでしょ?

特にこういった森林公園では「山火事」の為に、絶対禁煙っていうところが多いのに意外です。

 

散在ガ池っていうのに、池が全然見えません。

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静かなベンチ見つけた。お弁当、ここで食べよう。

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お弁当、ボケタ。

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下り出したら、やっと池らしきものが。。。

どれだけ高低差があるのかな。

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池だ~っ!

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歩け歩けの方たちは、この辺でお弁当食べたんでしょうか。

※ 歩け歩け団体には参加できませんでしたが、ひとりで同じコースをたどっています。

 

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おお、この公園も、久木大地公園と同じく冒険心をくすぐられる公園だ。

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鯉もいっぱい。

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畔のベンチで、犬をつれたオジサマに会いました。

実家で飼っていたアフガンハウンドに 体形が似ていたので、

「アフガンですか」と聞いたら、アイリッシュセッターという品種なんだそうです。

「触らせていただいてもいいですか?」と聞いたら、OKのわんちゃんでした。

わんちゃん撫で撫でしながら、御主人と雑談。



どこから来たの 渋谷 どこに行くの 六国見

鎌倉はよく来るの 月に一回のペース 鎌倉好きなんだ うんとても

「六国見かぁ。僕は冬しか行かないな。暑いからねぇ」とのこと。

六国見への行き方おぼろげだったので、教えていただこう。

 

御主人のイメージは、そうだなぁ、外国暮らしの経験がある、学者さんって感じかな。

さよならの時、さっと立って帽子をすっと取り一礼された姿が、まさに紳士でした。

道の教え方も滅茶苦茶お上手だったから、この方も、まごうことなき《鎌倉大使》だ。

 

大使とわんちゃんに別れを告げ、復路は「のんびり小径」を歩きます。

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のんびり小径は、さっきの馬の背と趣きが違う。

大使も、往路は馬の背、復路はのんびり を選んだのは正解とおっしゃってた。

 

簡単な竹垣の下は、、、

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はるか下が、池です。

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なんかこの看板、笑える。

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ああ、ここにもイワタバコ

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大使&わんちゃんが、追いついた。

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「この先にベンチがあるから、そこにいるね」と、追い抜いていく。

ふうっ、凄いスピードだ。

 

ベンチで休憩中のわんちゃんの写真、お断りして撮らせていただく。

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「この子ね、写真撮ろうとすると、必ず横向いちゃうんだよね」と御主人。

恥ずかしがりやなのかな、御主人の方を見ています。

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わんちゃん、いや違った! 私の息が整うまで、しばし歓談。

大使が、さっきの説明で分からないと気の毒だから、六国見まで連れてってあげると言うの。

 

「ええ~、いいんですかぁ~」

「全然 問題ない」

 

ということで、お言葉に甘えて、六国見を案内していただくことになりました。

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つづく 

カラスの災難

 

にゃんこの集会場に不穏な空気が。

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赤ちゃんガラスが巣ごと落ちてしまい、親ガラスがパニックを起こしています。

子ガラスの近くを人が通ろうものなら、ガラスがダイブして威嚇します。

 

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ただならぬ雰囲気に、にゃんこたちも動揺。


特に子育て中の母猫は、安全なところに引越しし始めた。

カラスにも、にゃんこにも、人間にも、みんなにとって災難です。

 

 

毎年この時期になると、カラスは子育てで神経過敏になり、威嚇行動に出ます。

でも今日は特別な状況。

わが子が心配で心配でたまらないハズです。

子ガラスはまだ自分でエサを取ること出来ないし、飛べなければ外敵にやられてしまいます。

自然界は弱肉強食ですから、大人の猫が子ガラスを襲うこともあるし、その反対でカラスが子猫を襲うこともある。

そんなこと、ここでは避けたいよね。

 

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巣から落ち、ピョンピョンさまよう子ガラス   木の上で心配そうにしている親ガラス



今日の子ガラスは、大きな怪我はしてないみたい。

『今日の』というのは、昨日に続き2羽目だから。

 

昨日の子カラスはもっと動けなくなっていて、もっと大変な事態でした。

猫の世話人さんたちが

「このままだと猫のためにも、カラスのためにも、人間のためにも良くない」

「子ガラス捕獲してウチで治療する」

と言い出しました。

 

昼間は親鳥が攻撃してくるから、“鳥目になった頃を見計らって実施” となり、19時に集合。

いや、もう大変でした。

鳥目で見えなくても、子ガラスの声に反応して木の上でギャーギャー騒ぐ親ガラス。

興奮すると、飛べない代わりに、木の枝とか糞とかを落とします。


ひとりが崖の茂みに降りて子ガラスを確保。

洗濯ネットで優しくつつんで崖を登ってくる。

他の人は親ガラスの気を引くように手を叩いたりする。

1時間近くかかって子ガラスはキャリーバックに入れられて、佐藤くんちにつれて行かれました。

 

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こういう状況の親ガラスは、(生死に関わらず) 子の姿が確認されるうちはずっと興奮し続けるそうです。

翌日、カラスの興奮が収まったかどうか見に来たら、まだ騒いでます。

 

なんと、またカラスが落ちたらしい

3羽目のはぐれ子ガラスを発見。

他の世話人さんたちもカラスが気になって集まってきました。

佐藤くんに「もう一羽、子ガラスが落ちたみたい」と言ったら、愕然としてました。

 

 

親カラスの攻撃が凄いので、彼にはヘルメットをかぶってもらう。

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「おいおい、そっち行くと危ないぞ」優しく語りかける

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子ガラスに寄り添うように歩く佐藤くん

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頭上でカラスがギャーギャー鳴いています。

人間の苦労、知ってか知らずか親ガラス。

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顔見世興行

 

“沙羅”が、子にゃんこを見せてくれました。
スーパー可愛いい、子にゃんこたちだ。

 

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親猫 ( 沙羅 )  が 横を向いているでしょう?

「この線から出たら駄目」と言っとるの。

仔猫たちは、母親よりこっちには絶対に来ません。

沙羅は軍隊式教育で有名なんです www

 

ちょっとだけよ

 

沙羅ちょいと は、仲良しの姉妹だったのに、最近喧嘩ばかりしています。

なんでも、のんびり屋の ちょいと が、まったり蝶々と遊んでいたら、

あとから来た 沙羅 が、その蝶をバシっと仕留めちゃったそうです。

それからというもの2人の仲が拗れてしまい、仲直り出来ないで現在に至ってる。

 

そんな 沙羅 & ちょい コンビですが、お互い2回目の出産が終わりました。

今は『顔見世興行』が待たれています。

5月下旬から6月初旬にかけて、母親が子供を引き連れて出て来るんですと。

母親は「どうだ、可愛いだろう」と自慢げな顔するそうです。

楽しみだなあ~

 

そんなある日、思いがけないことが。。。

食事が終わると普段はさっさとネグラへ戻る 沙羅 が、

私の方を振り返ったかと思うと、誰かを呼びました。

望遠にしてもカメラにおさえられなかったけど、子にゃんこの姿、ちょっとだけ見えました。

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 沙羅 「特別だかんね」と言ってます。

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おまけ

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まろすけさん

沙羅が子猫ところに引っ込んだと入れ替わりに出てきました。

母猫-沙羅が帰ってくるまで子守をしていたようです。

 

実はこの界隈の猫は珍しく、夫婦で子育てします。

といっても沙羅の祖父母、父母、沙羅の三代の女系が強くて、

父親になった男をこきつかっているのだそうです。

 

沙羅が普通の母猫よりもゆっくりご飯を食べに出てくるのも、夫のおかげ。

父親になったまろすけさんは、ヨロヨロとお疲れモードでございます。 

江ノ電の線路づたいにウネウネ歩く

 

久しぶりの鎌倉です。

今回は、友人 Aneyと 報国寺の竹を見るのが目的です。

報国寺だけは決めておいて、あとは風のふくまま、気のむくまま。


極楽寺から出発して、まずは成就院の紫陽花の具合を見ようということになりました。

成就院の階段上に、おじいちゃんがいて、みんなに声をかけています。

「まだね、見頃じゃないよ。登り口のこの花が一番きれいかな。これ、見といた方がいい」

ご近所に住んでいるのかしら。いらした !  本日の鎌倉大使 !!

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おじいちゃんおススメの紫陽花をパチリと撮って、

階段下を見下ろすと、おっしゃるように沿道の紫陽花はまだ全然です。

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長谷方向に下る階段は、まだ広いまま。

紫陽花は咲くと階段までせり出してきて、道幅が狭くなる。

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紫陽花はまだだけど、新緑が綺麗です。

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オバチャマたち、2人並んで、何見てるのかな?  

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「大仏」「海岸」って、普通は地名じゃないの? ワイルドな表示ですな。

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今の時期、松葉菊が見頃です。海と松葉菊。

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Aney も「ビブリア古書堂」見てたというので案内しました。

ここは、第1話で大輔がお母さんに「古本売ってきて」と言われ、

迷い込んだ先でビブリア古書堂を見つけるシーンで使われた路地です。

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ドラマ見てない人は、わからない話ですよね。_(._.)_


 

ビブリア古書店として使われた家がこちらです⤵

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『鎌倉彫 わや』というお店。

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わやと書いてある部分は、ドラマでは造花で隠されてましたね。

栞子さんが出てきそうな雰囲気のある佇まいに感動。

 

ここも紹介しておこう!

大助の家 として使われたお家です。

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左) あの松、幹の途中でUターンしてる。
右) 不動産屋の看板が見えるけど、入口にはどう行くんだろう。

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長谷駅に停留中の電車。うん、いい感じ。

江ノ電の線路を縫うように歩き回ること、1時間。

長谷から鎌倉までの江ノ電沿線は、絵になる景色の多い。

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素敵な門構え

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この辺は、民家と線路が凄く近い。

自分の家に行くには路地を通ったり。。。。

「立入禁止」と書いてあるけど、やっぱり線路を横断したりもするんじゃないかな。

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「お腹が空いたね」

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『BITTER SWEET』 ( カフェビタースイート ) は、去年の7月に、Aney と初鎌倉した時にお邪魔した店。

今度は、Aney が20種類の野菜のドリア。ワタシが魚介類のドリアを食べます。

うん、やっぱりウマい。

去年来た時はテーブル席だったけど、今日はカウンター。

カウンターに座った特典は、聡明なお店のお姉さんとお話できたことです。

お姉さんは、私達の会話を何気なく聞いていらしたようで、季節の花の見どころを教えてくれました。

 

彼女の接客は凄い。

ホントにさりげなくて、会計のタイミングもバッチリ。

帰りをせかすワケでもなく、モタモタお待たせしない絶妙な間合いで会計してくれました。



「美味しかったです」と言ったら、カウンターの下で彼女の腕がシュシュッと動きました。

奥からシェフを呼んだようで、シェフが顔を出されました。

《美味しかった》という言葉は、直接作った人が聞けばもっと嬉しいとわかっている。

シェフを呼ぶ、そのさりげなさも素敵な方でした。

 

 

お腹もいっぱい、気分は上々の2人組は鎌倉駅に向かいます。

報国寺は東口方向なのに、西口をウロウロする2人。

確か「鎌倉の3大洋館」のひとつが、この辺にあるらしいので探しているのです。

 

 

あった、あった。古我邸 ( 旧荘清次郎邸 ) 

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この洋館は、現在80代の老婦人が1人で住んでいるそうです。

友人に教えて貰ったバラエティー番組での情報。

おばあちゃまの旦那さんは、日本初のカーレーサーでバロン古我こと古我信生氏。

古我さんが亡くなられた後、ひとりで住んでいるらしい。

 

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《ひとりで住んでいる》だなんて、テレビで公開しちゃっていいのかと心配になりましたが、敷地をドッグランとして公開したり、ご近所の方も防犯に目を光らせてくれているみたいです。

 

※ 現在の所有者は古我容子さんですが、この洋館は三菱合資会社の専務理事、荘清次郎氏の別荘で

  した。設計は旧丸ビルを設計した桜井小太郎氏、15年もかけて建てられたんだそうです。

  その後、この別荘は政財界のさまざまな方が別荘として使用し、その中には近衛文麿もいた

  という記録もあるそうで、1932年には日本建物の経営者、古我貞周氏( バロン古我さんの父 )

  が取得し「古我邸」となりました。

 

 

 

Aneyとの鎌倉歩きは《行軍》のようです。

普通の人がバスで行く距離を、ふたりはなにかと理由をつけて歩く。

ふたりとも歩くのが好きなので「バス通りは混んでるから」とか

「バス来るまで、もうひと停留所歩けるよね」とか、そんな感じで結局全部歩いちゃったりする。

 


15:35  鎌倉にやってきてから4時間も経って、やっと報国寺に到着。

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いい感じだ

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茶席がありました。

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茶席から見る竹林

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緑が深すぎて、写真が緑うつりしてしまった。

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やぐら - Wikipedia  ですかね。

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報国寺の到着したのは閉門のギリギリセーフの時間でした。 

あっちこっち道草をしたから。

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Aneyと私の共通の友人に、とんでもないことを言う人がいます。

「報国寺? 竹のお寺に行くんなら、売店とかあるんだよね。

  あのね、素麺食べる時の竹の器あったら買ってきて」

 

Aney も報国寺は初めてだから「うんうん、任せて」と返事したんだそうな。

きみたち 何を考えとるんだ 寺だよ寺!!!

 

 

 

報国寺は間に合ったけれど、ここは駄目だった。

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旧華頂宮邸

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名残惜しそうにシャッターを切るAney

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行きと帰りを違う道を行くのは、ふたりの暗黙のルール。

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実はもうひとつ、Aneyに見せたい所があったんです。

釈迦堂切通し

とうの昔に通行止めになってしまっていたのは知っていますが、

遠目からだけでも見られないかなと思い来てみました。

 

でもダメ。

随分手前からバリケードが出来ていて、遠目にも見られませんでした。

 

釈迦堂切通しを私が見たのは高校の時だものな、今から40年以上も昔の話。

 

 

「ここから先は僕たちしか入れないんだよ」

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いいなあ、君たちは。

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ねえ、私たちの代りに見てきて様子教えてよ。

「やーよ、めんどくさい!」

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ショックをかくせず、とぼとぼ歩く。

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田楽辻子のみちの由来

鎌倉時代に呼ばれた小路で、路名の由来は、路ぞいの釈迦堂前に田楽師が住んでいたためと伝える。

辻子は通りぬけのできる小路のことで、十字道を辻という。

「吾妻鏡」などの田楽にまつわる記事に基づいて現在の道筋をたどると筋替橋
を起点として宝戒寺裏から滑川を渉り、大御堂ヶ谷・釈迦堂ヶ谷の入り口をへて宅間 ヶ谷に出て六浦と合流とする小路と考えられる。

 

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ああ、かなり歩いたな。

もう街灯がともっている。

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思いっきり歩いて、流石にクタクタ。

最後に、甘いものを食べて帰ろうと思い『納言しるこ屋』を目指してたけれど、

着いた途端に、氷ののれんが仕舞われてしまいました。

そんじゃホットケーキということで岩田コーヒーを目指したけれど、こちらは定休日。

 

甘いもの欲しさにさまよって見つけたのが『扉』でした。

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へええ、豊島屋は、鳩サプレーだけじゃなく、喫茶もあるんだ。

豊島屋は、社員寮も完備しているそうです。

新宿にあった喫茶滝沢と同様、アルバイト店員を置かず全員が正社員で、

社員教育を徹底していると聞いたことがあります。

 

『扉』の店員さんも、キビキビしていて綺麗な働きぶりでした。

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大将の手にかかれば

 

野生のにゃんこは、懐いていても、なかなかお腹はみせないものです。

ところが、この人にかかると。。。

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やんちゃな猫もグタグタ。

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首と背中を持って仰向けにするのが、彼の抱き方。。

この子、ゴロゴロ言ってるのよ。

こんな風にされても怖がらないのは、信頼してるからなんでしょう。

 

ヒロシも、この通り。

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陶酔の表情、テロンテロンになっております。

現在、ヒロシを抱きあげられるのは、彼だけです。

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ツインで 仲良く

 

蝶々が2匹、ひらひら飛んでます。

もつれ合うように飛ぶ姿が何とも可笑しくてカメラを向けたけど、間に合わず。

同じフレームに収めることは出来ませんでした。

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ニャーニャーと声がすると思ったら、以前 木を、カジカジしていたにゃんこ だわ。

最近、外遊びを覚えた家猫ちゃんなんですが、そっくりな兄弟と一緒です。

ニャーニャー鳴いているは、お兄ちゃんを呼んでいるみたい。

この子の近くに、必ずもうひとり、いるはずなんだけど。。。


いた いた。

左が弟で、右がお兄ちゃん。

?? 勝手に決めてます。 はん・・・姉妹だったりして。

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いまだに慣れず、ツーショット撮れず です。

 

※ 後日わかりましたが、この子たちは姉妹で「あんこ」と「きなこ」という名前だそうです。